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「アパレル関係の業務は初めてで、まず業界のことが全くわかりませんでした。業界本を何冊も読んでみたものの、実際は本でわかるほど簡単ではないですからね」。そう語る藤井は今年でキャリア15年目。これまでいくつものプロジェクトを成功させてきた藤井にとっても、アパレルという未知のフィールドではとまどいの連続だったという。ましてや日本有数の大手アパレルチェーンの業務内容は仕入れから流通、販売までと領域が広い。当初、藤井チームが担当したのは「計画システム」だった。
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今回のシステムには「実行系」「情報系」「計画系」と大きく分けて3つある。そのうち藤井チームが最初に担ったのは「計画系システム」のアドオン機能。全国の店舗での商品の売れ行きや顧客の動きを分析し、いかに効率的に製品を仕入れ、各店舗に過不足なく配分するか導き出すシステムで、経営計画の根幹に関わるものだ。しかし、アパレル業界の難しさは、「流行」というものがなかなか数値化できないこと。お客様との打ち合わせを何度も重ね、仕様変更を繰り返し、システムデザインのめどが立つまでに1年以上かかった。「これまで関わってきた製造業とは全く違う世界で、すごく新鮮な気持ちで業務に取り組めました。色々な業界を知ることにより、さまざまな観点で世の中の仕組みを見る事ができる。これが仕事を行う上で1番の楽しみ」と藤井は言う。
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チームリーダーとして若いSEを率いる苦労もあったに違いないと思いきや、「いや、そんな苦労はあまりなかったですね。SEというと緻密で細かい人間が多いと思われがちなんですが、意外とみんな明るくて大雑把(笑)。うちのフロアでは笑い声も聞こえますし、話をすることでお互いのことを良く理解できています」。藤井自身も人付き合いが好きで、通常業務以外にも新卒採用チームのリーダーとして活動している。「アフター5の仕切りも、実は得意なんです」。スタッフ全員を包み込むこの明るさ。リーダーとしてメンバーを統率するうえで欠かせない一面といえるだろう。
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